帰ってきました。やっと
やっと下宿先に帰ってきました。うほほい
あのね
ぼくは実家が嫌いなんです。
年末に帰って来いと言われて、はい。と抵抗することができずに帰省しました。
で、帰ったら兄弟は誰もいなくて
「え?兄貴たちは?」
「コロナ移したらいけないからって言って自粛してるわよ」
「(えええええ、、、その口実は通用するんかいイイイ。おれもそういえばよかった。
ていうかなんで?
なんで関東の社会人は東北の実家に行くのは自粛するのに関西のおれには帰って来いっていうの?
いじめか?これはいじめか?)」
実家が嫌すぎて、親の干渉が嫌すぎて、人に会わな過ぎて、引きこもりすぎて
死ぬかと思った。
中学を卒業するとき、わざわざ寮制のある高校に進学した。
高校を卒業するときに親は
「確かに、あんたは、このまま家で生活してたらやばいことになるかなあと思った。だからあんな遠いところに行くのも許可したのよ。」
なんて言ってて、おおさすがよくわかってますねお母さん、って感じだったのに
いま、大学から実家に行って、下宿に帰りたいと言えば
「あなたが高校生の時の家族の時間を取り戻したいの」
とか言ってんの!
むりだから!!
戻らねえよそんなもん。
いいから早く帰せ。
もうほんとに、、。
家族のことを憎んでるとか恨みがあるとかじゃなくて、感謝しなきゃいけないなとか親をやるのも大変なんだよなとか、子どもなりに気持ちを考えたりしてはいるんだけど、一緒にいたいなどとは思わない。
高校の寮生活をたくさん楽しんできた。
ぼくは小学生の時、中学生の時、あまり友達と遊べなかった。
もっとたくさん遊びたかった。
親はあまり遊びに外へ出してくれなかった。
もし親のきつい縛りがなかったとしても、みんなテレビゲームにばかり夢中だったから、満足に遊ぶことはできなかったかもしれないけれど、でもきっとその反動で、家の外へ外へと意識が向いてしまったのだろう。
うちの親はゲーム機器や携帯電話を買い与えなかったし、うちにテレビはなかった。
これははじめは嫌だなと思っていたけれど、大きくなるにつれ理解して、そして今では感謝している。だから、友達とゲームをして遊んでも、あまり晴れやかな気持ちにはならなかった。
それが、高校の寮ときたら、
動画再生機能付きのオーディオプレイヤーは持ち込み禁止です。
ゲーム機器類は持ち込み禁止です。携帯電話やノートパソコンなどの
通信機器は持ち込み禁止です。
と、スマホ世代からは、古臭い、頑固おやじとでも言われそうなルール付きだった。
これは良かったと思う。そういう縛られた環境では、子どもたちはどう遊ぶか工夫して頭を使うからだ。
これはほんとうに楽しい。
同じように実家で居心地の悪い思いをしてきた友達とも、とても仲良くなったし
いろいろな話をした。
そういう経験を積んできたから、自分にとってはもう親は直接何もしてくれなくても
いい。とにかく余計に干渉しないでほしい、と思ってきた。
一人暮らしだったり、寮生活だったりのほうが実家にいるより比べ物にならないほど健やかに暮らせるんです。